更年期に“イライラ”が増える理由とは?

40代以降、急にイライラしやすくなったと感じる方は多いはず。それは女性ホルモン「エストロゲン」の減少により、自律神経のバランスが崩れやすくなるためです。
ストレスへの耐性が下がり、ささいなことで怒りっぽくなるのは、体の自然な反応でもあります。

呼吸が浅いと自律神経が乱れる?

イライラしている時、人は無意識に呼吸が浅く・速くなります。これは交感神経が優位になっているサインです。
浅い呼吸が続くと、体が常に緊張モードとなり、さらにストレスが増幅してしまいます。

そんな時に効果的なのが、深くゆっくりとした呼吸。
これは副交感神経を活性化し、心と体を落ち着かせてくれる“自然なセルフケア”なのです。

副交感神経を高める!簡単「呼吸法」3ステップ

  • STEP1: 鼻から4秒かけてゆっくり吸う
  • STEP2: 口をすぼめて8秒かけてゆっくり吐く
  • STEP3: 1日3分、朝や寝る前に実践

ポイントは「吸う」よりも「吐く」を長く意識すること。
呼吸が深まると、自律神経が自然と整っていきます。

呼吸を整えるだけで得られる“3つの変化”

  • イライラの頻度が減る
  • 寝つきや睡眠の質が良くなる
  • 肩こりや首の緊張も軽減される

呼吸を深くするおすすめグッズ

呼吸法の習慣をサポートしてくれるアイテムも活用してみましょう。

  • ブリーズライト: 鼻腔を広げて呼吸がしやすくなります
  • 呼吸トレーニングボール: 吐く息に集中しやすくなります
  • アロマ・アイピロー: リラックス環境を整えることで副交感神経が働きやすくなります

まとめ

更年期のイライラに悩んだときは、まず「呼吸」を見直してみてください。
深くゆっくりとした呼吸を習慣にすることで、自律神経が整い、心が穏やかになっていきます。
1日たった3分、今日から呼吸法をはじめてみませんか?

投稿者 taro

こんにちは、「からだリセット」運営者のSHOです。 理学療法士として10年以上、整形外科・リハビリ現場で多くの方の「からだの不調」に向き合ってきました。 日々の仕事の中でとくに印象に残っていたのが、**40代以降の女性が抱える“なんとなく不調”**の声。 「疲れやすい」「寝てもスッキリしない」「なぜかイライラする」… 検査では“異常なし”でも、本人にとってはつらい悩みばかりでした。 そんな声を聞くたびに、「薬や病院だけじゃなく、体から整えるケアで少しでもラクになれる方法を届けたい」と思うようになりました。 このブログでは、 姿勢や呼吸の整え方 やさしい筋トレやストレッチ 日常でできる小さな工夫 など、理学療法士としての知見を活かしつつ、**無理なく続けられる“からだケア習慣”**をお届けしています。 私は男性ですが、専門職として誠実に、そして親しみをもって書いています。 自分の母やパートナー、大切な人の体を思う気持ちで、このブログを運営しています。 もし「これ、自分に合いそう」と思ったら、気軽に試してみてくださいね。 一緒に、“がんばりすぎない体リセット”を始めていきましょう。

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